

【学名】Dioscorea japonica
【和名】ヤマノイモ
- 自然薯(じねんじょ)とは、日本の山野に自生する希少なイモのことです。
山芋の仲間でも日本原産の珍しい種で、普通のスーパーには滅多に置いてありません。
- 栄養価も高く、日本では古くから滋養強壮食として珍重されてきました。
また、健康食として先人の評価も高く、生薬の代表的な山菜です。
- 生命力が強く、その根は地中で石をよけてくねくねと伸び、掘り出すのが大変なほど長くなります。
そのため専用の道具を使うなどして掘らなければなりません。
- 自然薯は放っておいても大きくならず、毎年新しいものに生え変わるため、翌年のものが大きいとは限りません。
天候条件によっては小さくなってしまうか、最悪なくなってしまうケースもあります。
- お店などでナガイモと混同されている場合がありますが、ナガイモは自然薯(じねんじょ)と違い、日本原産ではありません。
また、ナガイモは山野に自生することもありません。

【消化促進、栄養効率アップ】
自然薯(じねんじょ)に含まれる消化酵素「アミラーゼ」が消化を助け、栄養の吸収率を高めます。
消化をしにくい食べ物と一緒に食べると、より効果的です。
【疲労回復】
ビタミンB1が疲労回復を助けます。肉体的疲労や、夏バテなどに。
【病気の予防】
抗酸化物質により、動脈硬化や心臓病などの予防に良いと言われています。
【美容に】
ムチン物質には、細胞を若返らせたり肌のつやを良くする効果があり、女性の美容に効果的です。


- 自然薯(じねんじょ)は、細長く、長さ1メートルを越すものもあります。
- つる性の植物で、葉の形は先のとがった細いハート型。
夏には葉の付け根から白く小さな花をつけます。
- 自然薯(じねんじょ)には雄と雌があり、それぞれ株が別れています。
- 旬の時期は秋~冬にかけて。11月~2月頃が旬です。
- 摩り下ろすと強い粘り気が出るのも自然薯(じねんじょ)の特徴です。
他のイモとは明らかに違うその粘り気は、もっちりとして弾力があります。
- その強い粘り気は、摩り下ろしただけでは団子状になって食べづらいほどで、一般的には出汁などを加えてのばして食べます。
- 晩秋には葉の付け根にムカゴと呼ばれる粒状の球芽ができ、秋の味覚として親しまれています。